診察・診療についてConsultation
あらゆるアレルギー疾患のご相談を承ります。
子どものあらゆる問題を取り扱います。
適切な施設へご紹介
精密検査や入院治療が必要な場合には、
最も適切な施設へご紹介させていただきます。
はじめて来院される方へfirst time
トビウメ小児科医院をはじめて受診される際、
以下の問診表をダウンロード印刷後に
必要事項をご記入いただき、
ご来院時に受付へお持ち頂くと受付を
スムーズに行うことが出来ますので、
ご協力をお願いします。
ワクチン・予防接種Vaccination
-
当院では予防接種は予約制です。
月・火・木・金 14:00〜15:30
(*9歳以上の予防接種は土曜日8:30~9:00にも行っております。) - 定められた期間内で受ける場合には、基本的に無料です。
- インターネット予約をご利用ください。ご不明な点等ございましたらお電話でも対応します。ご相談ください。
当院の推奨接種スケジュール
- 表は横にスクロールします
生後2ヶ月 | ・ロタ① ・B型肝炎① ・肺炎球菌① ・5種混合①(またはヒブ①・4種混合①) |
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生後3ヶ月 | ・ロタ② ・B型肝炎② ・肺炎球菌② ・5種混合②(またはヒブ②・4種混合②) |
生後4ヶ月 | ・ロタテック③ ・肺炎球菌③ ・5種混合③(またはヒブ③・4種混合③) |
生後5ヶ月 | ・BCG |
生後8ヶ月 | ・B型肝炎③ |
1歳 | ・⿇しん⾵しん混合① ・⽔痘① ・おたふく① ・ヒブ追加 ・肺炎球菌追加 |
1歳6ヶ月 | ・水痘② ・5種混合追加(4種混合追加) |
3-4歳 | ・日本脳炎①・② →(1年後)追加 |
5-6歳(就学前) | ・麻しん風しん混合② ・おたふく② ・3種混合 (高松市にお住まいの方は、就学前の3種混合、おたふくの追加接種は助成制度がご利用いただけます) |
9歳 | ・日本脳炎2期 |
11歳 | ・2種混合 |
13歳 |
・ヒトパピローマウイルス9価ワクチン(子宮頚癌)
|
- その他のワクチンについても個別にご相談ください。
定期接種と任意接種
ロタウイルス
- 表は横にスクロールします
対象年齢 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
ロタリックス(1価) 出生6週0日後から24週0日後まで |
2回 | 同一のワクチンを27日以上の間隔で2回接種 |
ロタテック(5価) 出生6週0日後から32週0日後まで |
3回 | 同一のワクチンを27日以上の間隔で3回接種 |
B型肝炎
- 表は横にスクロールします
対象年齢 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
1歳に至るまで (標準的には生後2か月から生後9か月に至るまで) |
3回 | 27日以上の間隔で2回接種した後、1回目の接種から139日以上の間隔をあけて(20週後の同じ曜日以降)3回目を接種 |
ヒブ
- 表は横にスクロールします
接種開始月齢 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
生後2か月~7か月に至るまで | 4回 | 27日以上(標準的には27~56日)の間隔で3回接種後、7か月以上(標準的には7~13か月)の間隔をあけて追加接種 |
小児用肺炎球菌
- 表は横にスクロールします
接種開始月齢 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
生後2か月~7か月に至るまで | 4回 | (標準的には生後12か月までに)27日以上の間隔で3回接種後、生後12か月以上で、3回目接種から60日以上の間隔をおいて追加接種 |
四種混合・五種混合
- 表は横にスクロールします
対象年齢 | 種類 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|---|
生後2か月~ 90か月に至るまで | 1期初回 | 3回 | 20日以上(標準的には生後12か月までに20~56日) |
追加 | 1回 | 初回3回目から6か月以上(標準的には12~18か月) |
BCG
- 表は横にスクロールします
対象年齢 | 回数 |
---|---|
1歳に至るまで 標準的な接種期間は、生後5~8か月) |
1回 |
1歳以降の予防接種
MR
- 表は横にスクロールします
種類 | 対象年齢 | 回数 |
---|---|---|
1期 | 生後12か月~24か月に至るまで | 1回 |
2期 | 5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間 | 1回 |
水痘
- 表は横にスクロールします
対象年齢 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
生後12か月~36か月に至るまで | 2回 | 標準的には生後12~15か月までに1回目を接種後、3か月以上(標準的には6~12か月)あけて2回目 |
日本脳炎
- 表は横にスクロールします
種類 | 対象年齢 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|---|
1期初回 | 生後6か月~90か月に至るまで | 2回 |
6日以上(標準的には6~28日) 標準的接種年齢は3~4歳 |
1期追加 | 生後6か月~90か月に至るまで | 1回 |
2回目から6か月以上(標準的にはおおむね1年) 標準的接種年齢は4~5歳 |
2期 | 9歳以上13歳未満 | 1回 |
追加接種からおおむね5年後 標準的接種年齢は9~10歳 |
DT
- 表は横にスクロールします
対象年齢 | 回数 |
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11歳以上13歳未満 | 1回 |
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチン(定期接種対象者の方)
- 表は横にスクロールします
種類 | 9価ワクチン(シルガード) |
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接種対象者 | 小学6年生~高校1年生相当の女子 |
回数 |
|
任意接種・自費料金表
接種機会を得られなかった方へのワクチン接種も行っています。
価格は単独接種の場合の料金で、1回分の接種料金(税込)として記載しています。
おたふくかぜワクチン | ¥6,000 |
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三種混合ワクチン | ¥6,000 |
インフルエンザワクチン | ¥3,500 |
B型肝炎ワクチン | ¥7,000 |
麻しん・風しんワクチン | ¥11,000 |
水痘ワクチン | ¥10,000 |
BCG | ¥12,000 |
ヒブワクチン | ¥9,000 |
小児肺炎球菌ワクチン | ¥12,000 |
五種混合ワクチン | ¥20,000 |
四種混合ワクチン | ¥11,000 |
日本脳炎ワクチン | ¥8,000 |
子宮頸がんワクチン | ¥30,000 |
ロタリックス | ¥15,000 |
ロタテック | ¥10,000 |
1ヶ月健診・乳幼児健診Medical checkup
生後1ヶ月から小児科デビュー
トビウメ小児科医院では、地域に根づいたかかりつけ小児科医院として、生後1ヶ月健診・乳幼児健診の受け入れを積極的におこなっています。
1ヶ月健診は出産した産科・病院で受ける方が多いですが、今後の健やかな成長や子育てをサポートできるという観点から地元の小児科で受けることには様々なメリットがあります。
小児科はこどもの病気に関する専門的な知識や治療経験が豊富で、初めからかかりつけ医へ受診することで健康な状態を知ることができ、ちょっとした体調変化も把握しやすくなり正確な判断と治療へ繋げることができます。
また、生後2ヶ月目以降からはじまるワクチン接種も適切な接種時期を把握することができるので安心です。
地域でお子様のかかりつけ医をお探しなら、小児科専門のトビウメ小児科医院へぜひ受診ください。
トビウメ小児科医院で乳幼児健診を受診するメリット
- こどもの病気に関する専門的な知識や治療経験が豊富です。
- 高松市内では数少ないアレルギーの相談ができる小児科医院です。
- ワクチン接種がスムーズです。
小児アレルギー診療Pediatric allergies
トビウメ小児科医院で小児アレルギーの専門外来を受診される際、
以下の問診表をダウンロード印刷後に必要事項をご記入いただき、
ご来院時に受付へお持ち頂くと受付をスムーズに行うことが出来ます。
ご協力の程、何卒宜しくお願いします。
ぜんそく
小児のぜんそくの診断は大人の喘息とは異なるものです。
大人の場合は気管支にアレルギー反応が起こり、気管支での炎症反応により空気の通り道が狭くなる事で発症します。
しかし、子どもの場合は元々大人と比べて気管支が細いためちょっとした風邪でも空気の通り道が狭くなり喘息様になってしまいます。だから、風邪を引いた時にだけ喘息と言われることが多いのです。
喘息の発作は寝入りばなや朝方に起こることが多く、横になることもできず、眠れないためお子様もご家族もつらい思いをされています。しかし、早期から治療を開始することで症状の悪化を防ぐことができます。また、最近では吸入ステロイドなどの薬を使用することで入院するような発作を回避できることも増えており、重症化するケースが激減しています。
薬での治療だけでなく、まず環境を改善することで症状を安定させることが出来ます。例えば発作の誘因(お部屋の塵やダニ、ペットの毛、タバコの煙、感染症、気候、運動など)など対策を考え、お子さまにあった管理の方法を見つけていきます。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とは、ハウスダストや花粉などで鼻粘膜が刺激されて起こる鼻炎のことです。
発症の低年齢化も進み、子どものアレルギー性鼻炎も多くみられるようになりました。特に子どもや乳幼児の場合は、自分の症状をうまく伝えることはできません。
鼻が詰まって口呼吸となってなかなか寝れなかったり、ごはんの味がやわからなくなったりします。これらは鼻の粘膜が浮腫むことにより鼻の空気の通り道が狭くなることによって起こります。
鼻がムズムズしていじる・こする様子や、他にも気になる症状がみられましたら早めにご来院ください。
子どもの花粉症の症状
鼻づまり | お子さまの花粉症によくみられる症状です。鼻づまりで夜中に何度も目を覚ましたり、鼻づまりが原因で口呼吸が多くなることがあるので注意が必要です。 |
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鼻水 | 大人の場合はサラサラした鼻水が無意識に垂れることが多いですが、子どもの場合は粘りのある鼻水がでることもあります。このような症状も鼻づまりが原因と考えられています。 |
目のかゆみ・充血・むくみ | かゆみが出て、目の周りをこすったり押したりすることがあります。その他にも、目の充血やむくみ、涙目などの症状も多くみられます。 花粉症の症状は、頑張れば我慢できる症状であることが多いです。しかし、運動や勉強などこどものパフォーマンスに著しい影響を及ぼす病気です。こどもがやりたい事をしっかり出来るためにも、十分に症状をコントロールしてあげることが非常に重要です。 |
花粉症と風邪との見分け方
風邪と症状が似ていますが、感染症では無いので発熱することは無く、目や鼻にかゆみがあるかどうかも見分ける際のポイントになります。
また、風邪薬を飲み続けても、症状が改善しない場合も花粉症の可能性があります。
晴れの日や風が強い日は花粉が舞う量が多いため、症状が悪化していないか観察する必要があります。
採血によるアレルギー検査 | 当院では採血によるアレルギー検査も行っています。検査によりアレルギーの有無に関わる非特異的IgE抗体と特異的IgE抗体を調べることができます。IgE抗体は、アレルギーの原因となる物質が体内に入ってくると細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を放出させます。この化学物質によって、体にさまざまなアレルギー症状が現われるのです。採血によるアレルギー検査では、体内のIgE抗体の総量がわかる非特異的IgE抗体とその中でもどの種類のアレルゲン反応があるかを知ることが出来る特異的IgE抗体に関する値を知ることが出来るため、より適切な治療方法を見つけることができます。 |
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皮ふ検査(プリックテスト) | 皮膚にアレルゲン液を垂らし、細い針で押すプリックテストも行っています。負担が少なく、15分で結果が判明するので、当日結果がわかることが利点です。 |
治療方法
舌下免疫療法 | ダニやスギといったアレルギー物質の錠剤を舌の裏に含む治療です。自宅で1日1錠を口に含むだけなので、痛みや負担の無い治療法です。その他の薬の治療と異なり、体質を変えることを目的とするのでより根本的な治療といえます。 |
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皮下免疫療法 | アレルゲン免疫療法には比較的新しい治療である舌下免疫療法の他に昔から行われていた治療である皮下免疫療法があります。これは少しずつアレルゲンの入った薬を予防接種のように注射で体内に取り入れて慣れさせることで、アレルギー反応が起こりにくい体質にする効果が期待できます。少量から増やしていく増量期は週1回程度の通院が必要ですが、維持期では月1回の通院でよいことが利点です。効果は舌下免疫療法と同等であり、こちらを選択される患者様もおられます。詳しくは当院スタッフにお問い合わせください。 |
抗アレルギー薬 | 抗アレルギー薬は、赤ちゃんから飲むことができるシロップ、ドライシロップやチュアブルタイプもあります。初期治療が重要なため、抗アレルギー薬を上手に利用して症状が悪化しないようにします。 |
食物アレルギー
食物アレルギーでは、腹痛や吐き気などの消化器症状、けいれんや意識喪失などの神経症状、くしゃみや咳など呼吸器症状、湿疹・じんましんなどの皮膚症状が挙げられます。
「どの食材が悪いのか」というアレルギー検査は、当院でも行っていますので、お子様に気になる症状があればご来院の上ご相談ください。
検査で陽性であっても必ずしも完全除去してしまうと食べれる食事がかなり限られてしまいます。そうなると子どもの発育にも影響が出てしまいます。ですから検査で陽性であっても一緒に安全に食べれられるあ閾値を探していきたいと考えています。
しかし、重症の場合は入院検査なども行うことができる医療機関をご紹介しています。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、ダニやホコリ、花粉などのアレルゲンが原因となり、痒みの強い湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返し長く続く病気です。痒みにより睡眠障害、集中力の低下、成長障害の原因にもなりえます。
皮膚のバリア機能がうまくいかず水分保持ができずに、乾燥してかゆみを感じやすい状態といえます。
乳児では4人に1人がアトピー性皮膚炎との報告もあるほど、実は多くのこどもが持っている疾患です。
気候風土やストレス、住環境など様々な要因が考えられ、よくなったり悪化したりを繰り返し、症状が軽くなるまでに長期間を要するケースもありますが、症状を上手くコントロールし、日常生活に差し支えない状態を維持することをめざして治療に臨んでいます。
治療法は「薬物療法」「スキンケア」「原因・悪化因子の除去」です。